モンゴル料理
モンゴル料理は、馴染みがないので、
ろくなものが食べれない、と覚悟していましたが、
これがなんの、全食事、全メニューが、
ものすごく美味しかったです。
モンゴルでは、夏は乳製品を主体とした「白い料理」で、
肉は食べません。
冬に、保存した肉主体の「赤い料理」を食べます。
10月だったので、どちらも食べれました。
「赤い料理」は、
羊肉、牛肉、馬肉、鶏肉を食べました。
何の肉なのか分からないほど臭みがなく、
どれも美味しかったです。
草原で育った動物の美味しさもあるでしょうが、
そのウエルダンな焼きかげんが、絶品です。
寒いので、肉は冷凍保存出来ます。
だから、インドのように、
香辛料を使う必要がありません。
塩だけで味付けしていて、ちょうど良い塩加減です。
本来の肉の香りを引き出しています。
小籠包や揚げ餃子など、加工した料理もあります。
包丁で叩いただけなの牛肉や羊肉が、
ゴロゴロと、ぜいたくに詰まっています。
皮から作るので、冷めても美味しいです。
ヤギや馬の乳製品の白い料理も、美味しかったです。
おやつにぽりぽり食べるものや、
塩味のスープもあり、そのバリエーションの多さに
驚きました。
どれも美味しかったのは、
ガイドさんが選んでくれるお店や
メニューのおかげでもあります。
「さすがだね!」と褒めると、
「使ったレストランは、会社に全て報告し、
統計を取っています。」
なるほど。自社食べログがあるわけです。
今までは、ネットや「地球の歩き方」などに
掲載されている、日本人好みの店を選んでいましたが、
ハズレも多々ありました。
日本人にも、味覚には個人差がありますからね。
20代男子と、50代女子の好むお店は、
全然違うのです。
そこを加味したメニュー選びだったのでしょう。
今回は、ことごとくおまかせ旅行だったので、
うまく食事し、うまく時間を使えました。
さて、モンゴル紀行は、今回でおしまいにします。
ここまでおつきあいくださいまして、
ありがとうございました。
モンゴルは、想像以上にオモシロい国でした。
行って良かったです。
=おしまい=
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